2012年の水ニュース記事一覧
2012年の水ニュースをまとめましたので、ぜひご覧ください。
「水道水の塩素が食物アレルギーに関係している」という驚きの事実!
2012年12月3日、水道水に含まれている殺菌のための塩素が、食物アレルギーに関連していることをイギリスの学者が「MailOnline」に発表しました。
博士(Elina Jerschow氏)によると、塩素が尿中に高濃度で検出された大人の80%近く、子どもの約4%が食物アレルギーであることが明らかになっているようです。
同様の調査をアメリカでも行ったようですが、その結果、化学物質が尿に検出された大人が2211人おり、そのうち411人が食物アレルギーであることが明らかになり、さらには1016人が環境アレルギーであるという事実までもが判明し、最近急増している食物アレルギーの原因のひとつが事実上解明された形となったようです。
実際に、塩素は日本でも水道水に殺菌のため混入されています。
もちろん、今の日本では、家庭の蛇口まで安全に水道水を供給する上では必要不可欠なのですが、菌を死滅させる力のある塩素(カルキ)は、私たちの体にいろいろな影響を及ぼしても何一つおかしくありません。
しかも、日本の法律で定められている塩素濃度は0.1ppm以上とされており、上限はありません。
しかし、このような現状は世界的にみると異例。これほどまでに水道水に塩素をいれている国はありません。
アメリカでは、どんなに入れても最高塩素濃度0.1ppm以下と定められており、日本の最低塩素濃度0.1ppm以上という現状と相反しています。
この差をみても、日本がアレルギー大国である理由の一つになるかもしれません。
日本では、アレルギーと聞くと、卵や乳製品、花粉、ダニ、などが大きな原因の一つであるといわれていますが、毎日の生活の中で必ず触れる水道水にも気を留めていただきたいものです。
水道水は飲むだけでなく、顔を洗ったり、体を洗ったり、お風呂に使ったり、野菜を洗ったり、ご飯を炊いたり、味噌汁にも使います。
微量ながらも私たちの大切な体に塩素が蓄積されている現状に気づかされた記事でした。
(参照記事)
http://jp.ibtimes.com/articles/38669/20121221/1356022181.html
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2012年2月15日