快適なオール浄水生活を過ごすために知っておきたい、オール浄水の選び方③【購入vsレンタル編】
オール浄水の選び方-オール浄水のサービスの違い-はご覧いただきましたか?
少しずつ、オール浄水の選び方のコツをつかめてきた頃ではないでしょうか。浄水性能だけでなく、使い始めてからのサービス内容にも注目した方が、より快適なオール浄水生活を過ごせそうですね。
ほとんどの方が、オール浄水を導入したら1年や2年ではやめないようです。長年使い続けたい製品ですので、使い始めてからのサービスはとっても大切です。あなたに寄り添ったサービスを提供しているメーカーを探してみてください。
そして、次にポイントとなるのが、セントラル浄水器本体は購入した方がいいのか、レンタルした方がいいのか。
購入型とレンタル型は、それぞれメリットがあります。どちらが自分に合っているのか、ぜひ、オール浄水選びの参考にしてみてください。
▼ 目次
- オール浄水の選び方① 【性能編】
- オール浄水の選び方② 【サービス性能編】
- オール浄水の選び方③ 【購入vsレンタル編】
←今回はこのページ - オール浄水の選び方④ 【本体・カートリッジ編】
- オール浄水の選び方⑤ 【セントラル浄水器の設置方法】
セントラル浄水器を、買う?or借りる?
セントラル浄水器は購入する?
それとも、レンタルする?
これは、結構悩む質問です。
セントラル浄水器は給水配管に直接取付ける製品なので、複数世帯で一台のセントラル浄水器をシェアするっていう考え方はありませんので、買うか借りるか、二者択一です。
どんな製品であっても、自分の物にしたい人もいれば、いる時いるだけのレンタルを希望する人もいます。
購入型とレンタル型、それぞれどんな特徴があるのか。
購入型とレンタル型のメリットとデメリットを挙げてみます。
セントラル浄水器の購入
セントラル浄水器業界は販売しているメーカーや販売店が多いのはご存知ですか?
セントラル浄水器に限らず、蛇口型浄水器もビルトイン浄水器もシャワー浄水器も、購入型の製品が多いです。
レンタルするほど高額ではない、ということなのかもしれませんが、浄水器業界は購入型で占めています。
購入のメリット
では、購入した場合の消費者側のメリットは、、、
セントラル浄水器を購入すれば、もちろん製品は自分の物になります。シールを貼ろうが落書きしようが、カスタマイズしようが、誰かにあげようが、自分の勝手。自分の好きなように自由にできます。(まぁ、そんなことをする人は少ないでしょうけど)
あとは、購入したことで、買ったという満足感が満たされる。
などでしょうか。
(僕なら、ついに買ったぞ~!なんて喜んじゃうかもしれません)
そして一番のメリットは、長い目で見ればセントラル浄水器本体を買ったほうが安く済むように感じる、ですね。
まとめると、
- 自分の物になる
- 自分の好きにシールを貼ったり、ペイントができる
- 必要なくなったら、誰かにあげることができる
- 買ったという満足感が得られる
- カートリッジ交換のタイミングが自分で決められる(最長でも一年を目安に)
- 長いスパンで見れば、買った方が安いと感じる
などですね。
本体単体で見れば、ある一定期間を過ぎれば、毎月レンタル料を支払うより安くなります。ただ、ひとつ忘れてはいけない、大切なことが、、、
購入のデメリット
オール浄水生活を快適に過ごすためには、最長でも一年に一度のカートリッジ交換が必要になります。ということは、本体費用とは別に、カートリッジ費用と交換工賃、出張費などが最低でも毎年かかってくるのです。(カートリッジ費用とは別に、工賃や出張費が加算される所が多いです)
ここからはデメリットになりますね。
同じ金額を年間に払うとして、一回にドンッと高額で支払うのと毎月定額を少しずつ払うとのでは、毎月支払う方が家計のやりくりは楽になる、なんていう声もちらほら聞こえてきます。 だからと言ってクレジットやローンなどで分割で購入したのでは、金利がかさむだけです。
そして、最大のデメリットは、
故障した時は自分で修理に出さなければなりません。
もちろん、修理費や出張費がかかります。
また、セントラル浄水器にも耐久年数はあります。故障しなくても、劣化が激しければ再度購入しなければいけません。屋外設置で太陽や風にさらされているので、通常より早く劣化してしまう、と考えておいた方が、突然くる買い替えでもショックは少なく済みます。
毎年支払うカートリッジ費用と交換工賃を加算するだけでも、レンタルより高かった!なんてことにもなるのに、浄水器本体を再購入なんてことになったら・・・レンタルより高くついた!なんてことは、往々にしてあります。
あと、最後ですが、オール浄水をやめた場合は、取外し費用がかかる上に大きなセントラル浄水器という装置の処分に困りますよね。
まとめると、
- カートリッジ費用、交換工賃、出張費などが毎年かかる
- 一回に支払う負担が大きい
- 故障した時に、修理代や出張費がかかる
- 劣化したら、再度浄水器を購入しなければならない
- 取外し費用がかかる
- 取外しした製品の処理に困る
などですね。
以上が、セントラル浄水器を購入する場合のメリット、デメリットです。
セントラル浄水器を購入する場合は、金額面だけでなく、他のメリットにも目を向けてみてください。自分の物になるのは、嬉しいですしね。
セントラル浄水器のレンタル
さて、次はセントラル浄水器をレンタルした場合のメリットですね。
レンタルというのは、商品を貸してくれること。
購入とは逆に、所有せずに自分が必要な時に必要な期間(※1)、貸してもらえます。
※1 契約期間に縛りがあるメーカーもあります。その場合は違約金が発生しますので、お気を付けください。
レンタルのメリット
レンタルは、おおよそ30万円する高額なセントラル浄水器を無料、もしくは月額4,000円~程で貸し出してくれます。
そのため、初期費用が圧倒的に安い。
3分の1程度でおさまります。
その代り、毎月レンタル料がかかります。無料レンタルの場合でも、オール浄水システムの月額利用料がかかります。
例えば、光回線のインターネットを利用する際にはルーターをレンタルして、光回線の月額利用料を支払いますよね。それと同じように、オール浄水システムを利用する際には、月額利用料(レンタル料)が発生するのです。月額料金はかかりますが、数千円程度なので家計に負担も少なく、利用しやすいシステムです。
一点、光回線と違うところは、最長でも一年に一度のカートリッジ交換費用が含まれているメーカーがほとんどです。カートリッジが定期的に送られてくるか、専門業者がカートリッジ交換をしてくれます。
また、レンタルなら、いつも通り使っていたのにセントラル浄水器が故障してしまった場合は、無料で修理もしくは本体交換をしてくれるはずです。工賃や出張費もかからないようです。
あとは、レンタルの場合は、製品は回収してもらえて、その後リサイクルに出されます。ゴミにならないので、環境にも抜群に優しいシステムです。
中には、解約時の取外し工事を無料でやってくれるメーカーもありますので、最後まで安心ですね。
まとめると、
- 初期費用が圧倒的に安い
- 定期的にカートリッジが届く、もしくは専門業者が交換作業をしてくれる
- 故障した時に、修理代や本体交換費、出張費がかからない
- 劣化したら、取外し費用がかからない(ところもある)
- 取外しした製品は回収してもらえ、リサイクルされるので環境にも優しい
などです。
レンタルのデメリット
デメリットは、残念ながら製品が自分の物にならない、ということ。
だから、シールもデコも、装置の移動も行なってはいけません。
(引っ越し時など移動が必要な時は、メーカーに連絡すると移設してもらえます)
もちろん、お借りしている製品なので誰かにあげちゃうなんて、もってのほかです。
レンタルといっても、メーカーによってサービスはまちまちですので、サービス内容はメーカーのWebサイトなどで、確認することをお勧めします。
例えば、
- 契約期間のしばりがあるのか
- 違約金が発生するのか
- 故障した際の修理費用、もしくは本体交換費用は無料なのか
- 劣化したら、レンタル解約時に本体撤去費用は無料なのか
などです。
結論!やっぱり、〇〇がお得&安心です。
購入とレンタルの違いはおわかりになりましたか?
住宅も購入した方がお得なのか、賃貸の方がお得なのか、意見はまちまち、賛否両論ありますよね。セントラル浄水器に限らず、購入とレンタルって判断が難しいのは事実です。
それでも、僕たちはレンタルをおすすめします。
セントラル浄水器を一回購入するだけで何年も使い続けられるなら、購入した方が金銭的にはお得だと思いますが、それは難しいですよね。
レンタルなら、売られて逃げられてしまう・・・なんてこともありませんし。すぐに壊れてしまうような粗悪品はレンタルにはしないと思いますし(製品交換が頻発しメーカー負担が大になるだろうし、いい加減なことを言って逃げられないし)。
だから、365日快適なオール浄水生活をお過ごしになりたいなら・・・やっぱりレンタルがおすすめです。
一時の金額のことだけで判断をしてしまうと、後悔してしまうこともありますので、お気を付けください。オール浄水にしたいと思ったら、お得&安心なレンタルにしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、購入にも自分の物になるというメリットがありますから、浄水性能やサービス・料金など複合的に考えてご自身に合うセントラル浄水器をお探しください。