今、オール浄水が注目されているのは、なんで?
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浄水器の専門用語集

初心者のオール浄水入門ガイド

浄水器にまつわる専門用語を教えます。

オール浄水入門ガイド あーこ

旦那さんがオール浄水を気に入り家族会議の結果おもわず導入しちゃった、オール浄水入門ガイド 編集部のあーこです。

正直なところ、当初私は「どうしてもオール浄水にしたい!」とは思っていませんでした。

が、今ではオール浄水を教えてくれた旦那さんに大大大感謝。
「どうしてもオール浄水にしたい!」とは思っていなかった私が、「もう、オール浄水は手放せない!」になってしまいましたwオール浄水にはそれだけの魅力がありますよ♪

ここで長くお話ししちゃうと、専門用語を見に来てくれた方に怒られちゃうかもしれませんので、さっそく編集部が揃えた専門用語をご紹介します。

私たちがオール浄水の情報を求める中で、よく出てきた用語や、わからなかった用語を調べてみました。ぜひ、お役立てください。

浄水器にまつわる専門用語

・アンダーシンク浄水器/あんだーしんくじょうすいき

アンダーシンク浄水器とは、キッチンシンク内に取り付ける浄水器の呼び名です。 ビルトイン浄水器とも呼ばれており、近年ではシステムキッチン内に内蔵されている場合もあります。 また、単にアンダーシンクやアンダーシンクタイプまたはビルトインと言った場合は、取り付け位置を表します。 アンダーシンクタイプには、浄水器、逆浸透膜浄水器、アルカリイオン整水器など様々な種類があります。 アンダーシンクタイプは、蛇口直結型の浄水器と違い、誰にでも取付けられる物ではなく、取付けには水道業者による工事が必要です。

・アルカリイオン水

アルカリイオン水とは、アルカリイオン整水器、電解水整水器、電解還元水生成器、イオン水生成器と称される家庭用電解水生成器を用いて、 飲用に適した水(水道水)を電気分解することにより生成されたアルカリ性電解水の通称です。 一般的に電解水とは、水などを直流電圧で電解処理することによって得られる水溶液を指しますが、 その中で、再現性のある有用な「機能」を得た水溶液で、その機能の科学的根拠が明らかにされたものが「電解機能水」と呼ばれています。 電解機能水の中で、飲用に適したアルカリ性水の事を「アルカリイオン水」「電解還元水」と呼びます。なお、アルカリイオンというイオン物質はありません。

・アルカリイオン整水器/あるかりいおんせいすいき

アルカリイオン整水器とは、食品添加用のカルシウム剤を加えた水道水を電気分解することで、 胃腸の働きに効果があるとされるアルカリ性水と酸性水を作り出す装置の一般的名称です。 また、最近では、電解水整水器や電解還元水生成器、イオン水生成器など、メーカーが各々の商品名や名称をつけて販売しています。 フィルターの交換、本体電極のメンテナンス、電解物質の補充など、使用する上で(機能させるには)メンテナンスが重要な機種になります。 ※一部の高額機種には、自動で本体電極をメンテナンスできるものも販売されているようです。

・圧力損失/あつりょくそんしつ

圧力損失(圧損)とは、水がフィルターを通過する際に生じる抵抗の事をいいます。 フィルターは、使用していると徐々に汚れが溜まっていきますので圧損は大きくなっていきます。

・亜硫酸カルシウム/ありゅうさんかるしうむ

亜硫酸カルシウムとは、水に溶けにくい性質を持つ山の石灰岩を加工した物で、無害な物質。亜硫酸カルシウムは残留塩素を除去する為に 浄水シャワーで使用されており、亜硫酸イオンを微量に水に溶かしながら、残留塩素と反応するのが特徴で、反応速度が速く、残留塩素を効率的に分解します。 この為、毎分あたりの吐水量を多くする事ができます。 一般的な活性炭は、お湯では使えない為に、浄水シャワーでは、アスコルビン酸や亜硫酸カルシウム等が使われています。

・一般細菌/いっぱんさいきん

一般細菌とは、名前が示すように特定の菌の事を指すのではなく、水、土壌などに生育している一般な菌です。 汚染された水ほど多い傾向を示し、水の汚染状況や飲料水の安全性を判定する上で有効な指標の一つとされています。

・閾値/いきち

閾値とは、ある刺激などによって反応やその他の現象が起こる時、刺激がある値以上に強くならなければ、その反応やその他の現象が起こらない限界値の事を閾値といいます。

・イオン交換樹脂/いおんこうかんじゅし

イオン交換樹脂とは、極めて小さな球状をした合成樹脂で、水の通りがよいジャングルジムの様な3次元的な構造をしており、 これに多数のイオンを捕まえる手が付いたものです。 軟水器の場合、水道水中のミネラル分(マグネシウムイオン、カルシウムイオン)を除去する為に使用されます。 なお、樹脂の種類によって、除去できる物質が異なります。

・ウォーターサーバー

専用のミネラルウォーターのボトルをセットするだけで、冷水・温水が使用できる機器。 内部には貯水タンクがあり、外部から取り入れられた水は一定量タンク内にたまるようになり、 必要に応じて「注水」という形で取り出される仕組みです。宅配水とも呼ばれています。

・塩素/えんそ

塩素とは、大気・水・土・生物・植物等広範囲に存在しており、塩化物イオンの形で存在しています。 塩素ガスは刺激臭の強い有毒ですが、この塩素ガスが水に溶けると、塩化水素と次亜塩素酸が生じるのです。 この次亜塩素酸には、強い殺菌作用があるため水道水やプールの殺菌、ハイタ-のようなカビ取り剤に使われています。

・塩化物イオン/えんかぶついおん

塩化物イオンとは、塩化物イオンの形で存在している塩素のことです。 塩化物は、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等として自然界に広く存在しており、水に溶解し塩化物イオンとして測定されます。 水道原水中の塩化物イオンは、天然由来のものが多いようです。

・塩素測定試薬/えんそそくていしやく

塩素測定試薬とは、検水(水)に試薬を混ぜて、発色させ色の濃淡から遊離残留塩素濃度を検査する試薬の総称です。 また、残留塩素を検査する装置を指す場合もあります。 水道水の遊離残留塩素濃度や浄水器の能力の低下具合を調べる時などに使用されます。塩素チェッカーとも呼ばれています。

・オール浄水器/おーるじょうすいき

オール浄水器とは、水道メーター器以降の水道配管に取付ける浄水器です。 キッチンはもちろん、お風呂や洗面など家全体の水周りで浄水した水を使用することができます。 家中オール浄水器は、一見すると高価に見えるかもしれませんが、1台で飲み水、料理水、お風呂、シャワー、 洗顔など生活水全てで浄水を使用できる事を考えますと大変経済的です。 また、「セントラル浄水器」「元付浄水器」「元栓取付型浄水器」「元栓直結型浄水器」などと呼ばれています。

・お風呂用浄水器/おふろようじょうすいき

お風呂用に開発された浄水器。用途は飲用ではなく、塩素のないお湯で入浴することを目的として開発された浄水器。 おもに3種類あり、給湯器に入る手前の配管に取付けるタイプや給湯蛇口に取付けるタイプ、シャワーホースの途中に取付けるタイプなどがあります。

・カルキ臭/かるきしゅう

汚れた水源の水に多いアンモニア性窒素が、消毒用の塩素と反応してできるトリクロラミンという物質が原因でこの特有の臭いを発生させる。

・カビ臭/かびしゅう

日本の水道水は飲料水として質という点で定評がありますが、近年、時期によってカビ臭がすることがあります。 このカビ臭の原因物質はメチルイソボルネオール、ジオスミンであることが知られています。 水道は、主に河川水や地下水を水源としていますが、水源が河川の場合、水にカビや墨汁のような臭いを付ける植物プランクトンなどが繁殖し、臭うことがあります。

・活性炭/かっせいたん

活性炭とは、ヤシ殻などの炭素物質を原料とし、高温で熱処理した炭の事をいいます。 特徴は小さな活性炭の粒ひとつひとつに微細な孔があいている事と表面積の大きさがあげられます。 また、孔がある事で毛細管現象が起こり、活性炭内部に物質を引き寄せ、吸着・接触分解を手助けしています。 浄水器に使われる活性炭の性能で表面積の話が出てきますが、活性炭はその表面で吸着・接触分解することで、対象物質を除去するため、 水が接触する面積が大きければ大きいほど、除去できる総量が増えるので、活性炭の性能を表す際に使用されます。

家庭用品品質表示法/かていようひんひんしつひょうじほう

消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質について事業者が表示すべき事項や表示方法を定めており、これにより消費者が商品の購入をする際に適切な情報提供を受けることができるように制定された法律

・クラスター

クラスターとは「かたまり、群れ、一団」を意味する言葉で水分子の集合体を指します。 水分子の水素結合によってくっついた数個のかたまりがクラスターです。 クラスターという言葉は活水器などの水処理機器で多く使われています。 水分子とともにクラスター自身も動いており、クラスターへの水分子の入れ替わりやクラスターの形の変化や生成、消滅を常に繰り返しています。 長時間安定して存在しているものではなく、くっついたり離れたりと非常に動的な構造をしているそうです。

・浄水器/じょうすいき

浄水器とは、「安全でおいしい水」をつくるために、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタン等の物質を除去または減少させるための機器です。

・残留塩素/ざんりゅうえんそ

残留塩素とは、水道水の安全確保のために投入された塩素の事で、水道水中に残留するすべての有効塩素(消毒の効果がある塩素)を指します。 なお、全残留塩素とも呼びます。 全残留塩素は、遊離残留塩素と結合残留塩素の2種類に区別されますが、単に残留塩素と言った場合、遊離残留塩素の事を指します。

・セントラル浄水器/せんとらるじょうすいき

セントラル浄水器とは、宅内配管が分岐する手前の屋外の給水配管に取り付け、たった一台で家庭で 使われるすべての水道水から塩素を取り除き、飲み水だけでなくお風呂やシャワーなど肌に触れる水やお湯も やさしい浄水にするための浄水器です。 セントラル浄水器は、一見すると高価に見えるかもしれませんが、1台で飲み水、料理水、お風呂、シャワー、洗顔など生活水全てで 浄水を使用できる事を考えますと大変経済的です。 また、「家中オール浄水器」「家中まるごと浄水器」「元付浄水器」「元栓取付型浄水器」「元栓直結型浄水器」などと呼ばれています。

・宅配水/たくはいすい

専用のミネラルウォーターのボトルをセットするだけで、冷水・温水が使用できる機器。 内部には貯水タンクがあり、外部から取り入れられた水は一定量タンク内にたまるようになり、 必要に応じて「注水」という形で取り出される仕組みです。 ウォーターサーバーとも呼ばれています。

・中空糸膜/ちゅうくううしまく

中空糸膜とはろ過機能を持つ中空繊維(中が空洞のストローみたいな形の繊維)でできています。 ストロー状の繊維の壁面に特殊なスリット状の超微細孔があってこれが精密ろ過を行います。 高いろ過性能を得る代わりに、圧力損失が激しく吐水量の低下が避けられません。 セントラル浄水器の様な大型の家庭用浄器の水フィルターには不向き。 蛇口直結型や中型のビルトインタイプの浄水器のフィルターに使用されています。 処理の対象となる水はこの中空糸膜の外側から内側へ流れ、この時外側の壁面で、水に含まれる粒子などをろ過します。

・直結直圧式給水/ちょっけつちょくあつしききゅうすい

直結直圧式給水(直圧給水と呼ばれることもあります。)とは、給水装置の末端(蛇口など)まで、水道配水管の水圧を利用して給水する方法です。 なお近年、戸建住宅の3Fまで直圧給水できるように水道元管の水圧を高く設定している市町村も増えてきています。

・電解水/でんかいすい

電解水とは、水に電流を流し、電気分解して生成された水の総称です。アルカリイオン水や酸性水なども、電解水の一種です。

・電解還元水/でんかいかんげんすい

電解還元水とは、アルカリイオン水と同じ機能水の一種で、還元力に富んだ水の事を指します。 また、電解還元水は酸化反応を防ぐ性質を持っていると言われています。

・トリハロメタン

有機ハロゲン化合物の一種。「水道水を危ない水にする」と発がん性の疑いがあるトリハロメタンは近年社会問題にもなっている。 クロロホルム、プロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムなどの物質の総称。 トリハロメタンは湧水、地下水などの自然の状態の水からは検出されない。 生活排水などで汚れた水を浄水場で塩素消毒する時に水中のフミン質などの有機化合物と反応して生じる。 水源の汚れが増すとそれを消毒するための塩素量も増やさなくてはならない。比例の関係でトリハロメタンも増加する結果となってしまう。

・ナチュラルウォーター

1つの水源から採水された地下水で、ろ過・沈殿・加熱殺菌以外の物理的化学処理をしていない水。

・ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の 無機塩類が溶解した地下水をいう)を原水としたもの

・鉛/なまり

鉛とは、蒼白色の柔らかい金属で、空気中で容易に酸化されて表面が錆、いわゆる鉛色となります。 鉄などと比べ腐食が内部に進みにくく、柔軟性が高いことで曲げるなどの加工がしやすかった為、水道配管の材料によく使われていました。 現在水道水中に検出される鉛の多くは、使用している鉛管からの溶出によるものです。 なお、平成元年六月二七日、国の通知(給水管等に係る衛生対策について衛水第一七七号)により、鉛管の使用が禁止されました。 この事から平成元年以降に建築された家屋や増改築に併せて給水管の引き替えを行った家屋では、鉛管が使用されている可能性はまずありません。

・軟水と硬水の違い

カルシウムやマグネシウムを比較的多く含んでいる水を硬水、あまり含んでいない水を軟水といいます。 硬水か軟水かを測る尺度として硬度が使われ、水1リットル中のカルシウムやマグネシウムの量を炭酸カルシウムの量に換算してmgで表したものです。 日本の河川水や水道水の多くは軟水です。 それに比べヨーロッパや中国の場合は石灰岩地帯を流れるため硬度が高く硬水です。 ヨーロッパ産のミネラルウォーターには、硬度が日本の10~20倍を超えるものもあります。

・軟水器/なんすいき

軟水器は浄水器と似ており、給水栓や水道配管に取り付けて水道水を軟水器本体に通水させて、対象物質を除去します。 その結果、硬度が低い水が得られます。 物質を除去する事には変わりありませんが、浄水器とは、除去対象の物質が違い、使用の目的も全く違います。 浄水器は、水道水の残留塩素除去が目的なのに対し、軟水器は、水の硬度成分の除去が目的となっています。 軟水器は、本体に食塩水を流すことで、中のろ材(イオン交換樹脂)を再生することが出来る上に、再生に安価で安全な食塩を使うことで、 経済的に軟水を作ることが可能です。

・ppm(ピーピーエム)

ppmとは、parts per million の頭文字をとった「100万分の1」という濃度(比率)を表す時に使用されます。 水道水に残留塩素がどのくらい含まれているか測定する際に用いられる単位です。 1ppmは、水1リットルの中に1mgの物質(溶質)が溶けている状態を表します。 ppmのことをmg/l(ミリグラムパーリットル)とも言う。

・プレフィルター

プレフィルターとはメインフィルターの前に設けるフィルターの事。最終フィルターが最善の性能を発揮できるように、 前段階の時点で予め大きな汚れを取っておく目の粗いフィルターの事を指します。 2重にろ過することでその効果を高め、メインフィルターの性能効果を長期間保つことにも役立ちます。

・フミン質/ふみんしつ

フミン質とは土壌と同じ褐色のフミン酸やフルボ酸などがあり、トリハロメタン生成原因のうちの一つ。生活排水で汚れた水を、 浄水場で塩素消毒する際に水中のフミン質などの有機物と反応してトリハロメタンが生じます。 フミン質除去のために、粒状活性炭で吸着分離する高度浄水処理が導入されています。

・ボトルドウォーター

ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外の飲料可能な水のこと。処理方法は特に規定ありません。

・元栓型浄水器/もとせんがたじょうすいき

セントラル浄水器とは、宅内配管が分岐する手前の屋外の給水配管に取り付け、たった一台で家庭で使われる すべての水道水から塩素を取り除き、飲み水だけでなくお風呂やシャワーなど肌に触れる水やお湯もやさしい浄水にするための浄水器です。 セントラル浄水器は、一見すると高価に見えるかもしれませんが、1台で飲み水、料理水、お風呂、シャワー、洗顔など生活水全てで 浄水を使用できる事を考えますと大変経済的です。 また、「セントラル浄水器」「家中オール浄水器」「元栓取付型浄水器」「元付け浄水器」などと呼ばれている。

・ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラル調整、ばっ気、 複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの。

・遊離残留塩素/ゆうりざんりゅうえんそ

遊離残留塩素とは、水道水などの消毒のために投入された塩素で水中に残留した強い酸化力を有する形の塩素 (有効塩素)の事です。 遊離残留塩素は、水中で次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンとして存在し、水のペーハーによってどの形で存在するかの割合が変わります。 また残留塩素には、遊離残留塩素と結合残留塩素があり、単に残留塩素と言った場合、遊離残留塩素の事を指します。 なお、塩素イオンとは科学的に性質が異なります。 水道法では、給水栓における水が遊離残留塩素0.1ppm以上(結合残留塩素の場合は0.4ppm以上)を保持するように、 浄水施設で塩素消毒することを定めていますが、本来安全な水にするための塩素消毒が、 消毒の役目を終えた後は、水道水のまずい原因の一つである塩素臭や発ガン性を疑われているトリハロメタンなどの物質を 作り出してしまう事が近年指摘されています。

・有効塩素/ゆうこうえんそ

殺菌効力のある塩素系薬剤を有効塩素という。 塩素系薬剤が水に溶解した時にできる次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンも有効塩素です。 性質は異なるが、クロラミンも有効塩素です。一方、水に溶解した場合に塩化物イオンとなる塩化ナトリウムなどの無機塩化物や有機化合物と 結合した有機の塩素化合物の大半は反応性がないため、有効塩素ではありません。 有効塩素が、水中で殺菌作用を起こしたり、汚染物と反応したり、紫外線の作用で分解した後に、 なお残留している有効塩素を残留塩素といいます。 残留塩素には、遊離塩素と結合塩素があり、次亜塩素酸や次亜塩素酸イオンを遊離塩素と呼び、 クロラミンを結合塩素と呼びます。遊離(あるいは結合)塩素、遊離型塩素、遊離有効塩素、遊離残留塩素などの用語はすべて同じ意味で使われています。

・ろ材/ろざい (ろ過材)

ろ材、またはろ過材とは、ろ過をする為の材料の事です。個体の物質が混ざっている液体や気体から、 大きな粒子を分離する活性炭や砂、天然石などの事を指します。 「濾しとられた物質」は徐々にろ材(ろ過材)に溜まっていくため、いずれ目詰まりの現象を起こしたり、 ろ材そのものの「ろ過能力」は必ず低減していきます。 浄水器の場合、種類や充填量に違いはありますが、残留塩素などを除去する目的でろ過材が用いられています。 水質を保つためには必ずメーカーの提示とおりに定期的なカートリッジ交換が必ず必要となります。

・ろ過流量/ろかりゅうりょう

浄水器の浄水能力を測定する際に水道水を通過させた、時間当たりの体積量の事です。 浄水器の場合、主に体積はリットル、時間は分が用いられます。 また、ろ過流量は浄水能力と密接に関係しており、時間当たりの体積量が少ない方が、 浄水能力は高く、逆に多くなれば浄水能力は低くなる傾向があります。

・湧水/わきみず

湧水とは、地下水が地表に自然に湧き出てきたもの。

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